アルミホイールの傷修理の方法とは

ホイール部分は傷がつきやすい部分であり、それでいて目立ちやすい部分です。しかし買い替えをする場合費用が高いのがネック、ここでは傷修理のために有用な方法について紹介いたします。

ガリ傷とは

代替テキスト

ガリ傷とは走行しているとき、駐車するときにうっかりホイールを何かにぶつけることで出来てしまう傷です。

主に縁の部分はホイールの中でも出っ張っている部分なため、縁石に接触して傷がついてしまいやすい部分とされています。

そしてこのホイール部分、あまり目立たない部分であればそのまま放置も考えますが。とても目立つ部分で見栄えが悪くなってしまいます。

傷の修繕をせずに放置しておくにも少々抵抗がある、そんな部分です。

だからといって買い替えをするのは費用がかかりすぎてしまいます。

そんな時に考えたいのが、ホイールの修理です。

放置しておくのは危険なガリ傷、買い替えより安く済むケースが多い修理でまた美しい状態に戻すのがおすすめとなっています。

そのまま放置した場合の危険性

代替テキスト

一見大したことがないように見える傷、しかしホイールの傷はそのまま放置しておくとトラブルの可能性があります。

ここではアルミホイールの傷修理を怠った場合のリスクについて紹介いたします。

まずは見栄えが損なわれるということ、アルミホールは機能性も重視されていますが、スタイリッシュなデザインが多いのでドレスアップ目的で利用されていることが多いです。

しかし傷がついてしまうと、そのアルミホイールの美しさが損なわれてしまいます。

ホイールは車の見栄えにおいてとても大事な部分、他の部分は普通でも、アルミホイールに差し替えてドレスアップするだけでも車全体の印象が変わるとされています。

そのホイール部分に傷があると、車全体の見栄えに関わってくるので、傷がついているのであればしっかり修繕や買い替えを考えておきたいところです。

そして次に、走行中のトラブルに発展する可能性があるというところです。

一見ただのかすり傷のように見えても、実際はそうではなく走行に支障があるレベルの傷だった、という場合があります。

路面に接触するタイヤを支える部分であるホイールは走行において大事な役割を果たしています。

すべての傷がトラブルの元になるわけではありませんが、中には重大なトラブルを起こしてしまう傷もあるので、できるだけ早い修理がおすすめされています。

シビアな微調整が必要な部分を支えるアルミホイール、傷がついたなら専門店で状態の確認だけでもしておくのが大事です。

買い替えが必要なレベルは?

代替テキスト

修理が可能なアルミホイールの傷ですが、修理では対応できない破損もあります。

・クラックがある

クラックはヒビ割れ、これはすでに傷と呼べない破損です。

まだ小さいクラックであっても走行している内にだんだんと拡がっていく可能性があります。

そうなるとタイヤが車から脱落してしまい、重大な事故に発展してしまいます。

・ホイールの歪み

これも修理では対応できない破損です。

走行中に堅いものを踏んでしまった、などの場合に起こる破損です。

タイヤのエア漏れ、燃費の悪化などさまざまな症状が出てしまうでしょう。

もちろんスムーズな走行もできないので、すぐに買い替えをおすすめされています。

中にはこれらを修理してくれる業者もありますが、アルミホイールの場合はほとんどが修理を受け付けていません。

修理が可能であった場合でも、強度が確実に落ちるので、買い替えをするのが一番確実な方法です。

安全上の理由でも推奨されています。

自分で直す方法について

代替テキスト

自分で修理できるかもしれないものの、危険がそこにあるのを忘れずに作業する必要があります。

というのも見た目ではたいしたことがないように見えても、実際は深刻な傷だった、というケースがあります。

ホイールはタイヤを支える部分、そのためけして素人判断で修理はおすすめできません。

自分でする、という選択は普段から車の整備やDIYをしている人向けとなっています。

軽度の傷であれば自分でも修理は結論から言うと可能、コンパウンド・スポンジやタオル・養生用のマスキングテープ・ホイールコーティング剤でできます。

コンパウンドは粒子の異なるものを複数使用する必要があり、ガリ傷周辺をきれいにして養生したあと、粒子の粗いものから使用して段々細かいものに変えて磨いていきます。

この調整が難しく、時間がかかるので普段から整備やDIYに慣れている人向けなのです。

時間がかかりすぎる、うまくできない、そんな場合は無理せずに業者に依頼するのがおすすめです。

業者に依頼して修理

代替テキスト

修理後の耐久性などから、アルミホイールはある程度の修理しか対応していないケースがあります。

ちょっとしたガリ傷の場合であれば対応してくれますが、一定ラインをこえると修理してくれない、というケースがあるため要注意です。

熱加工などをするとホイール自体の耐久度が下がり、あまり推奨されていません。

ほんの軽度の場合は修理を受け付けてくれますので、まずは専門業者に見せてから判断をおすすめいたします。

素人目で見るとたいしたことがない場合であっても、プロの目から見ると損傷が激しいと判断されてしまう場合があります。

修理費用について

代替テキスト

自分でパテによる修繕して直す場合はあまりお金がかかりませんが、業者に依頼する場合工賃も発生します。

ではいくらくらいかかるかというとおおよそ一万~二万円程度とされています。

相場はこのあたりですが、これはあくまで修理が対応できる範囲です。

見栄えが悪くなった程度のガリ傷を修理する場合でこの金額とされています。

さらに激しい損傷の場合は買い替えを視野にいれておく必要があります。

ホイール修理にあたり、タイヤの脱着は必須なのでその工賃がかかるものと見て修理を依頼します。

ただし、これはあくまで普通のアルミホイールの工賃で、特殊加工が施されているホイールに関してはさらに金額がかかります。

ダイヤモンドカットなど施されているホイールが対象なので、もしそういった製品を利用している場合は相場以上の費用になるのを念頭においておく必要があります。

アルミホイールの傷修理についてのまとめ

代替テキスト

アルミホイールは車を使用している限り、どうしても傷がつきやすい部分です。

普通に走行している場合、縁石に擦ってしまう場合、さまざまなパターンがありますが、いずれにせよ目立つ部分の傷なのでできれば早めに対処しておくのが大事です。

また、一見軽い傷に見えても、損傷の仕方によっては内部まで影響している傷である、そんな場合があります。

そうなると走行に支障が出るため要注意です。

ホイールは直接路面に触れるタイヤを支えている部分、非常に大事な部分です。

この箇所が破損しているとなると、命に関わる事故につながります。

ちょっとしたガリ傷の場合自分で補修できるかもしれませんが、もし破損が激しい場合は専門業者に相談し、適切な修理、あるいは交換をおすすめいたします。

ドレスアップによく用いられるアルミホイール、この部分に傷がついてしまうと車の所有者としてショックを受けます。

見た目、機能性、両方の面から見て適切な対応をしておきたいところです。

業者によっては工夫で美しい修理、そして本来よりも安い金額で対応してくれるところがあります。

上手にそういった業者を見つけて、アルミホイールの傷修理をおすすめいたします。